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雨は激しく 降っていた あの娘(こ)の顔に 近づいて 何かを僕が叫んだら あの娘も何か叫んでた 傘が空へと 飛んでった ほら ゆらゆらと波の上 ほら ふわふわと赤い傘 風があの娘を 呼ぶ夜は 息を潜(ひそ)めて 目を閉じる 身体(からだ)を揺らす海鳴りは 眠れぬ夜の子守唄 眠りの邪魔を するものは ほら あの時の笑い声 ほら あの時の赤い傘 5年10年 20年 時を忘れて いるうちに 街にはビルが増えたけど あの海だけは変わらない 大事なものは 海の底 ほら あの頃のアルバムと ほら あの時の赤い傘