このブラウザでは再生できないようです。
春に生まれし 春姫様は 十二単を 翻し 蝶が舞うよな 美しさ 御妃選びが 近づけば 家柄よろしき 姫君は おほほおほほと 騒がしや すわや女の 戦いなりと 姫にかしづく 年寄りは いざやいざやの 大騒ぎ 夏姫秋姫 冬姫と 年頃よろしき 姫君は 我ぞ我ぞと 艶競う 今宵目出度く 若宮様が 姫の寝床に 渡られる 重き知らせを 戴けば 春姫嬉しと 思しきや 秘めたる男が おわす故 嫌じゃ嫌じゃと 泣きじゃくる さてもさてもよ あないみじ