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1. くる日も来る日も 待ちぼうけ 化粧をおとせば涙雨 徳利提げた豆狸 椿の下で雨宿り そんな所でひとりぽっちで寂しかないか あの男(ひと)何処かで雨宿り 2. 夕暮れ粉雪三味の音 あの男想って薄化粧 結城紬に名古屋帯 そっと装う影の様に 見られたくない燃えて乱れる夜叉の姿を 灯りが消えたら雪化粧 * 惚れているやらいないやら 揺れる心の歯痒さに 氷のような女の意地は誰が融かすの 優しい誰かに融けてゆく